朝食を食べたほうが良い3つの理由とは?

食のレッスンをしていると

朝食を食べたほうが良いですか?という

質問を頂くことがあります。

 

みなさんは、朝食は食べていますか?

 

食べるのが大好きなわたしは、

独身時代、忙しく仕事をしていた時、

楽しみといったら、食べることでした。

 

1日に3回も食べる楽しみがあるんですよ。

 

友達も、食べることが大好きな子たちばかりだったので、

ランチしては、何時間も話してスッキリしていました。

 

だから、1日1食です!なんて人を見たら、
楽しみが3回から、1回になっちゃう。。。なんて、

感じます。

 

「朝ごはんって食べたほうが良いんですか?」

 

と聞かれることがありますが、

わたしの意見は、「はい、食べたほうが良い」です。

 

朝食を食べたほうが良い3つの理由とは?

 

○朝食を食べないと、空腹時間が長くなるので、次の食事が入る時には、

血糖値が上がりやすくなる。食べると低血糖の改善にもなる。

 

○ごはんと、味噌汁のような温かいものを食べると、

カラダが温かくなるので、体温が高くなる。

 

○朝食を食べたほうが、体内時計にスイッチをいれられる

 

今、食べる順番や、野菜から食べようなど、

血糖値がなるべく上がらないような食べ方を

する方法が言われていますが、

 

朝食を抜くと、食事が長い時間入ってこないので、

次の食事が入ってきたときに、

血糖値がバンっと急激に、上がってしまいます。

 

(※血糖値‥血液中のブドウ糖濃度)

 

食事を食べると、多少血糖値は上がります。

 

通常、緩やかに上がり、1〜2時間をピークに

下がっていきます。

 

緩やかに上がれば、問題ないのですが、

 

血糖値は、急激に上がると急激に下がります。

 

血糖値が下がってエネルギーがなくなると、

 

すぐにお腹が空いたり、甘いものが欲しくなったり、

太りやすい体を作ったりする原因になります。

 

体脂肪が多くなる原因にもなります。

 

だから、朝ごはんを食べることをオススメしています。

 

 

朝は、排泄の時間と言って、

食べない人もいますが、

 

わたしは、食べたほうが良いと伝えます。

元気度が、変わってきますよ。

朝のパフォーマンスが、違ってきます。

 

 

脳の栄養は、ブドウ糖です。やはり食べたほうが、

頭が冴えます。

 

年をとると、望まなくても食が細くなります。

若いころから、食事を少なくする、食べない生活していると、

年を重ねたときに、どんどん食べれなくなります。

 

その先は。。。

 

日本人の特に女性に、介護が必要になる人が多いのは、

食が細くなり低栄養になるのが、1つの原因です。

 

これが、食事を控えるダイエットがオススメ出来ない、

理由の1つでもあります。

 

今や、人生100年時代とも言われます。

体をしっかりと機能させたり、

臓器を元気よく動かすためにも、

 

必要な栄養をしっかりと摂る。

口から摂ることが大切で、重要になっていきます。

 

朝お腹が空かない!長年食べていない

朝はお腹が空かないから、コーヒーのみ。

もう、何十年も食べていないと、

朝食を食べないことが、習慣になっている人もいます。

 

朝食については、いろいろな考え方があるので、

自分の気持ちの良い方法を、選べば良いと思うのですが、

 

血糖値や、体温上昇、脳への栄養などを考えると、

食べることをオススメしています。

 

食べないで、寒さを感じたり、元気が出なかったり、

脳が冴えない感じがしたら、ぜひ朝食を食べてみてください。

 

 

朝、お腹が空かない、食べるともたれるという人は、

無理に食べることはないのですが、

 

しかし、お腹が空かない状態を放って置いては

だめです。

 

お腹が、空かない理由があるからです。

 

1つの理由に、

胃腸の力が落ちている、可能性があります。

 

少しずつ食べれるように、みそ汁やスープ、

パン1個、おにぎり1個など、少しずつ増やしてみて

ください。

 

そして、夜の食事を見直してみることも大切です。

ごはん(お米)は太ると思って、ごはんを抜かして、

おかず中心に食べている。

 

そうすると朝、食欲が湧きません。

それこそ、脂質やタンパク質中心になり、

胃がもたれ、次の日にお腹が空かない原因となります。

 

バランス良く、ごはん、みそ汁、おかずの定食

スタイルで食べることをオススメします。

 

そして、人は、食事抜きを長年続けていると体が慣れてきて、

空腹を感じなくなります。

 

食べなくても平気だし、楽だしと思ってすごしていて、

メタボリックシンドローム(代謝異常症候群)になる人を

沢山見てきました。

 

(メタボの人は今まで観てきた経験上、朝食抜きが結構多い)

 

朝食を食べたほうが、ダイエットに良いという研究も

沢山あります。

 

ぜひ、スリムでいて健康的な体を目指すのなら、

朝ごはんを食べる習慣をつけていきたいですね。

 

 

朝食には、何を食べるのが良いの?

朝食を食べたほうが良いとお伝えしましたが、

朝食には、何を食べたら良いの?と思う方もいるのでは

ないでしょうか?

 

以前の日本なら、ごはん、みそ汁、焼き魚、卵など、

定食スタイルで食べる家庭が多かったと思うのですが、

 

今は、食の多様化で、

パン食、スムージー、グラノーラなど、

簡単に食べれるものが増えて来ました。

 

グラノーラや、スムージーは、健康に良さそうだから

取り入れている方も、多いのではないでしょうか?

朝食にスムージーはどうなの?

 

日本人女性は、冷え性が多いです。

海外の方は、日本人が長袖を着ている日でも、

ノンスリーブを着ている、そんな光景を見ることも

多々です。

 

冷え性なのに、朝から冷たいものを飲む。

 

どうでしょうか?

 

余計に、体が冷えてしまいますよね。

 

そして、35℃代なら低体温です。

そんな方は、なおさら体が温まるものを食べてください。

 

 

わたしがオススメするのは、昔から食べられているような、

ごはん、みそ汁、おかずが付く、定食スタイルです。

 

温かいものを食べると、体も温かくなり、

エネルギー源となる炭水化物、代謝をあげるタンパク質を

含むものを食べると、体温を上げ代謝もアップします。

 

粒状のものを食べることで、

よく噛み、胃腸を鍛えることが出来ます。

 

理想は、定食スタイルですが、

朝忙しい、今までごはんを食べて来なかった、

 

そんな方は、まずおにぎり1個からでも

食べてみては、如何でしょうか?

 

 

体内時計をオンにするために、朝食を

朝は目覚め、夜は自然と眠くなるなどの睡眠覚醒サイクル、

摂食行動、体温やホルモン等、様々な生理現象には1日

約24時間の日概リズムがあると知られている。

 

このようなリズムは、体内時計によって調節されている。

体内時計は、脳にある中枢時計と肝臓等の臓器に

存在する末梢時計の2種類に大別。

(食と医療時間栄養学入門・柴田重信)

 

とあります。

 

ノーベル小で話題の体内時計は時間栄養学でコントロール

 

日々の残業、夜更かしなどが引き金で、この体内時計は

狂ってくる。

体内時計のずれが、プチ不調、うつ病、肥満の原因にもなることが

分かっています。

 

この体内時計にスイッチを入れ、

朝ですよと知らせることで、

ホルモンや、自律神経の働きにリズムを取り戻させるのが、

 

糖質とタンパク質を含む朝食と、太陽の光です。

胃腸に食べ物が入ってくることで、

身体は朝を認識し、

 

太陽の光を浴びることで、脳も目覚めます。

(美人の食卓は2000kcal細川モモ)

 

 

 

ということは、

体内時計を狂わないようにするためにも、

ごはんと、おかずのある朝食は必要だし、

 

朝の光を浴びることも大切なんですね。

 

朝ごはんを食べることは、

沢山の恩恵があることが、分かります。

 

最後に

如何でしたでしょうか?

朝食を食べるか食べないかは、

人それぞれの見解がありますが、

 

食べたほうが良い、理由を今回お伝えしました。

 

まずは、自分の体の声に耳を傾け、

朝食を取らないことで、どんな体調になる?
取ることでどんな体調になる?

と、感じてみる。

 

お腹が空かない、食べるともたれるから

朝食を食べない!ではなく、

 

もたれる、お腹が空かないのは理由があるので、

そうならないような食べ方を、実践していく。

 

ぜひ、しっかりと食べ物を食べ、

パワフルに1日を過ごしていってくださいね。

 

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

おすすめの記事